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 みなさんからいただいたご質問、ご意見などにお答えしてみます。


Q8 「きものは着ていなかったらただの布ってことないです。私はきものを仕立てる学校に通ってます。学校は5年ちょいあります。
和裁の技術を取得するのはそんな簡単なことではないと思います。 そんなつもりで書いたのではないと思うのですが、一生懸命きものを仕立てているのにただの布って言われると悔しいです。
あと仕立ては着付けに影響します。胸元の皺とか衣紋の抜き具合 とか。ちょっと気にしてみてください 」


 和裁の技術が素晴らしいもので、そう簡単に身に付くものでないことは言うまでもないです。和裁で成り立っているきものを、Lieは好きですし、また和裁に限らず何でも極めるのは、簡単じゃないですから。
 着つけに大きく影響もしますね。身に合っていないものを着ると、変なところに皺が出来ますし。仰るとおりです。
 しかし、きものは着ていなかったらただの布です。畳んで壁や窓に掛け、タペストリー的に楽しむのも良し、箪笥に仕舞ってたまに眺めたり触ったりして慈しむのも良し、これ 「布」の楽しみ方。この場合仕立ててある必要性は、殆ど無いです。しかし仕立ててあれば、着ようと思ったときにすぐに着られて、布に「着る楽しみ」が生まれます。 この度の論点からは少しずれますが、せっかく仕立ててあるんだから着ようよ。これが言いたいことです。


Q7 「きものは袖をドアの取っ手に引っかけたり裾を踏んだりして、とても動きにくい。現代生活に合ってないと思う。昔は本当にこんな動きにくい物を着てたのか?」

 Lieもホントそう思う。手入れの容易さ、着やすさ、動きやすさなど、合理性は洋服の比じゃなく、悪い。しかーし、それを補ってなおあまりある美点に溢れているきもの。 四季や物語をきもの、帯、帯揚その他小物で表現できるドラマ性、形がどれも同じであるが故の素材の美しさ、縦の繋がり(祖母、母、わたし等)を強く感じる安心感・懐かし感、 それから何と言っても、着心地=皮膚感覚!こういったソフトウエア的な魅力が、きものの素晴らしいところだと思う。
 スピードとか効率とか、数字で表す分野では洋服には勝てないでしょうね。おっとそれから、Lieも昔の人はこんなに動きにくい物で本当にバリバリ働いてたんかしらんと思い、調べたところ、 「江戸時代の庶民の一般着=普段着=労働着は、筒袖で袂は無く、お端折も無く、帯も細くて締めやすかった」とのこと。そっか、こういうきものにもんぺなど着てたんだろう。 忍者のような格好と思えば、確かに動きやすそうだ。家だって、ドアなんて無くふすまだったもんね。


Q6 「帯苦しくない?」

 苦しくないような着付けをしています。まあ、もともとあのぎゅっとした感じ、好きなんですが。
 帯を締めるようになってから、小食になった気がします。題してきものダイエット(笑)!


Q5 「いつもきものですか」

 勤務中(+通勤中)、睡眠中、医者、プール通いは洋服ですが、それ以外は殆ど和服です。あと、たまには締めないとウエストが太くなるというので、 たまに洋服を着ます。草履を履いてますが、一万歩くらいなら大丈夫、ずんずん歩けます。


Q4 「Lieさんはきもの、連れの方は何を着ているんですか」

 普通にシャツ+チノパン、ブレザーなどなど。行き先・目的によって変わるのは洋服と同じ。きもの生活になってから、Tシャツ+ズボンというのは なくなって、多少お洒落になってくれました。やっぱり「姐さんとお供」「お姉さんと青ガキ」に見られるのはイヤなんでしょう。


Q3 「汚したらどうするの?」

 単なら自宅で洗えると聞いています(実験はこちら)。ポリなら袷でも自宅でぜーんぜんOKです。ウールや綿なら、 袷でもつまみ洗いでいけるのでは?
 絹は、応急処置的にハンカチ当てたりしますが、その後のクリーニング店を現在探索中。もちろん安くて腕の良いところね。前、普通の洋服感覚で、 ぬるま湯+洗剤に汚した場所だけ漬けてつまみ洗いをしたら、乾いた後にぼんやり白くなってしまいました。絹物繊維の表面が毛羽だったそうです。気にせず着てますが。


Q2 「走ったり出来る?」

 裾が乱れるので、洋服並みに速く走るのは難しいです。「電車が行っちゃう〜」という時に、打合せを手でがしっと掴み、ダダダーッと走るくらいは出来ますが、 美しい動作かどうかは不明。


Q1 「夏にきものは暑くない?」

 暑いです。帯周りは特に。でも風が吹くと、身八口からさあっと入り、それはそれは涼しいです。腕など無防備に肌を晒すより、布地で覆った方がむしろ涼しいのは、 砂漠で生活している人たちの服装を見ても、分かります。
 もたもた着付けしている時が、一番暑い気がします。「きものは夏暑いから」と思いこんでいたLieからすると、意外にそうでもないなというレベルです。

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