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今夜の番組チェック

 みなさん、こんにちは。普段着きものにすっかりはまっている、Lieのページへようこそ。
 きものに袖を通すと、何とも言えない安らぎが、体中に満ちてきます。そうそう優しく包んでくれるような。
 幼い頃、母は着付けを習っていたし、また田舎の冠婚葬祭ではきものが当たり前。親戚中でお互いに着せあいっこをしていた結婚式や法事。着付けの先生なんて、特にはいませんでした。
 きもののDNAは、Lieの中にしっかりと受け継がれていたようです。

 物心ついてからきものが好きで、高校時代はたまに部屋着にしていました。社会人になってからご無沙汰でしたが、先日連れの母から付下げを頂き、せっかくだからと年始に着たのが、きものに再燃するきっかけでした。
 「家が華やかになった」と父が撮ってくれた写真を見て……ガーン、なんだーこれはー?キリッとしてない変な着付けーっ!……でも袖を通した時のなめらかな感触、包まれるような優しい肌触り、もうすっかり虜。
 それからは毎週末、着ました。着慣れるには何度も着るのが一番だろうと、本を買い記憶を辿りながら、着てあちこちに行きました。恐い物知らずで近所に飽きたらず、ロイヤルパークホテルや三渓園、デパートの呉服屋、果ては休日出勤の職場にまで(殆どビョーキ)。
 実家の母から貰った三十年前のお出掛け用小紋、祖母の若い時の帯、連れの母のデート着、手製のウール、結婚当初にこれで家事をしていたという久留米絣……。

 今のきもの業界って、なんかヘン。すごくセンスの無い物を、とんでもない値段で売買している。それに、洋服で言えばドレスに相当する礼服しか、きもの屋に置いていない。
 たかが着るものなのに、そんなに大げさにしなくてもいいんじゃないか。もっとラクに楽しく普通に着れば、素敵なんじゃないか。
 そんなことを考えながら、母が若い時に着ていた、今から四十年近く前のきものに袖を通しています。

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